自然保育 ここもえん
岡山県津山市内 企業主導型保育施設「ここもえん」
子どもの本と木のおもちゃの専門店「ゆめさく」が、「子どもたちが育つ環境を良くしていきたい、より子育てしやすい社会にしていきたい」という想いのもと保育園を設立しました。
「未来を生きる力の根っこを育む」という保育理念の実現にむけて、新規創業の支援、園舎の建築を行いました。
第16回キッズデザイン賞「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」受賞いたしました。
▸ PressRelease 第16回キッズデザイン賞(自然保育 ここもえん)2022年8月24日
2022 JIA(建築家協会)中国建築大賞 優秀賞 受賞
■Project data
期間:2019.1~2019.12
対象:新築
発注者: 株式会社ファーモア(Far&Mor,Inc.)
所在地:津山市
用途:保育施設
規模・構造:木造・2階建
関連情報:
企業主導型保育施設(平成28年度に内閣府が仕事と子育ての両立支援を目的として開設した制度)
内閣府が実施する企業主導型保育事業の助成を受けた施設であり、認可外保育施設に分類されますが、認可並みの設置基準の元に運営されています。
Things「こと」
保育理念を理解した、創業支援と園舎づくり
「子どもの持つ自ら育つ力を大切にし、自分を認め、認め合い、自然体で仲間と共に生活を創り出していく。
そんな自然保育をベースに、子どもも大人も共に育つ園を目指す」
「ゆめさく」に子どもと訪れていたことで、ご縁が生まれました。
クライアントの保育理念を体感して理解していたからこそ、より価値を高めるプロセスを実施。空間への要求や保育現場の声を深くヒアリングし、高い専門性に対して、建築やデザインできめ細やかに応えることを心掛けました。
また、全体コンセプトへの一貫した理解を持つことで、部分最適などに偏らないバランスの取れた建築計画を進めました。
そんな自然保育をベースに、子どもも大人も共に育つ園を目指す」
「ゆめさく」に子どもと訪れていたことで、ご縁が生まれました。
クライアントの保育理念を体感して理解していたからこそ、より価値を高めるプロセスを実施。空間への要求や保育現場の声を深くヒアリングし、高い専門性に対して、建築やデザインできめ細やかに応えることを心掛けました。
また、全体コンセプトへの一貫した理解を持つことで、部分最適などに偏らないバランスの取れた建築計画を進めました。
Space「もの」
触れてやすらぐ
森の中にある園舎、子どもたちの多感な五感を刺激する「自然遊び」の拠点として
また、お手伝いをしながら自然と「食育」に興味をもつ、身近な調理室を中心とした園として
自然素材に包まれた、やさしい空間をつくりました。
木製のつみきなどにも使う、手に触れたり舐めても大丈夫な、身体に優しいオイル塗装を施したり。子どもたちの手に触れる場所に危険がないように、コンセントの位置や形状など、細部にもとことん配慮しました。
保育のプロであるクライアントとともに、実際に現場を確認したり、ひとつひとつ大切なプロセスを積み重ねて「ここもえん」ができました。
また、お手伝いをしながら自然と「食育」に興味をもつ、身近な調理室を中心とした園として
自然素材に包まれた、やさしい空間をつくりました。
木製のつみきなどにも使う、手に触れたり舐めても大丈夫な、身体に優しいオイル塗装を施したり。子どもたちの手に触れる場所に危険がないように、コンセントの位置や形状など、細部にもとことん配慮しました。
保育のプロであるクライアントとともに、実際に現場を確認したり、ひとつひとつ大切なプロセスを積み重ねて「ここもえん」ができました。
Future「みらい」
「ここもえん」
「ここでつながり 子どもも 大人も ともに育つここもえん」という想いが込められています。
小規模ならではの、お家にいるような安らぎの空間。
異なる年齢の子どもたちがふれあいながら、子どもも大人も共に育つ園。
開園して、数カ月が経った今、木のぬくもりに包まれた園舎と森の中の園庭ではつらつと過ごす子どもたちの姿や
お迎えに来た親御さんも一緒に楽しそうに話す風景が溢れています。
小規模ならではの、お家にいるような安らぎの空間。
異なる年齢の子どもたちがふれあいながら、子どもも大人も共に育つ園。
開園して、数カ月が経った今、木のぬくもりに包まれた園舎と森の中の園庭ではつらつと過ごす子どもたちの姿や
お迎えに来た親御さんも一緒に楽しそうに話す風景が溢れています。