かんざき医院
時代を継いで、新しい一歩へ
内視鏡の専門家でもある先生が、2年ほど前、声をかけてくださり、その時からともに走り続けています。
故郷に戻りご実家のクリニックに新しい価値を足し、アップデートしていく。
クリニックのデザインは、かっこいいだけでは当然おさまらず、高度な機能や患者の心身の変化に対応したデザインが求められる。派手でなくても、見えないことにちゃんとデザインが必要な領域だと思う。だから、私たちの役割があります。
先生の知見を受け止めながら、居心地のよいクリニックとしてデザインしました。
このあとは、建築デザインだけでなく、ブランディングとして私たちが先生の想いや存在を、必要とされる方へ届くように表現していくので、リニューアルオープンまでには、ホームページなど諸々の見えるツールも。
うまく伝えることは難しいかもしれないけど、建築をつくることのなかには、一人ひとりの人生と物語がある。その夢や希望や願いを伺い、汲み取りながら、一つの結晶のようなものとしてできるのが建築なのかもしれない。
今日は、第一段階のお引き渡し。全部がひと段落するのはもう少し先だけど、先生やご家族はもちろん、父の立場でもある大先生にもご満足いただけて本当によかった。
記念に、親子3代の記念撮影もさせていただいた。ご家族にとってもよい記念となることを願って🌸
Things「こと」
Space「もの」
Future「みらい」