建築家がつくるパンフレットデザイン1新晃空調工業(株)の工場案内をデザインする
“つくる工場から、「魅せる工場」へ”
〇クライアントを惹きつける会社
〇社内での企業理念の浸透
〇従業員に選ばれる会社
というテーマに悩んでいる企業経営者の方の声をよく耳にします。
和田デザイン事務所で「つくる工場から、魅せる工場へ」というテーマで、これらの悩みの解決に取り組んだ事例をご紹介します。
業務用エアコンの最大手である、新晃空調工業株式会社の企業ブランディングの一環で、工場案内リーフレットを作成しました。日本語のほかアジアへの市場に向けて多言語対応している点と、これを使って案内をすることで、印象に残る工場案内ができているとのことでご好評いただいています。
■Project data
期間:2017年
対象:パンフレット、サイン
発注者:新晃空調株式会社
所在地:岡山県津山市草加部1458-4
用途:
規模・構造:
関連情報:https://www.sinko.co.jp/
この後、企業と社会や顧客とのコミュニケーションの形もますます変わってきますので、空間や事業そのものと連動させて、骨太に伝えるパンフレットって面白そうだと思われたら、身近なデザイン会社として、和田デザイン事務所にお気軽にご相談ください。
Things「こと」
「クライアントに向けて工場を案内する機会を控え、ものづくりの工程をしっかり伝えるために何かをしたい。」
そんな想いを託していただき、工場内を実際に見学してみると、壮大な機械が並び圧倒される一方で、私たち素人には何をやっているのかよく分からず…。
そこで、従業員の方々のお力をお借りしました。「HIT~必要なモノを いるだけ 造る・調達する~」というものづくりの姿勢が生産の各工程にどのように落とし込まれているのか尋ねたことをきっかけに、自分たちが関わる工程で何をやっているのか、業務の中でその姿勢がどのように表れているのか、を言葉にしてもらいました。この言語化を通して皆さん自身の中での仕事への理解が整理されるのとともに、自然と働く環境も整頓されていったようです。
そこで、従業員の方々のお力をお借りしました。「HIT~必要なモノを いるだけ 造る・調達する~」というものづくりの姿勢が生産の各工程にどのように落とし込まれているのか尋ねたことをきっかけに、自分たちが関わる工程で何をやっているのか、業務の中でその姿勢がどのように表れているのか、を言葉にしてもらいました。この言語化を通して皆さん自身の中での仕事への理解が整理されるのとともに、自然と働く環境も整頓されていったようです。
Space「もの」
「工場案内のパンフレット」と工場内に「工程の内容を示す看板」を作ることに。
こうして、従業員の方々に言葉にしていただいた各工程の内容をもとに、「工場案内のパンフレット」と工場内に「工程の内容を示す看板」を作ることに。
パンフレットには、生産工程順に工場の見学ルートを示し、さらにそれぞれの工程の特徴を記しました。また、工場内の看板はだれが見てもわかるようにシンプルコーポレートカラーの青を用いて表現しました。
パンフレットには、生産工程順に工場の見学ルートを示し、さらにそれぞれの工程の特徴を記しました。また、工場内の看板はだれが見てもわかるようにシンプルコーポレートカラーの青を用いて表現しました。
Future「みらい」
このパンフレットや看板づくりの過程、そして完成した「もの」が新晃空調工業株式会社の「みらい」へつながっています。
〇ものづくりの姿勢である「HIT」が従業員たちに浸透し、仕事の生産性が向上
〇クライアントに印象付けができ、その後の営業もスムーズに
〇社員の「自分ごと」という意識やモチベーションが向上、一体感も生まれ、従業員に選ばれる会社へ(企業内ブランディング)
〇クライアントに印象付けができ、その後の営業もスムーズに
〇社員の「自分ごと」という意識やモチベーションが向上、一体感も生まれ、従業員に選ばれる会社へ(企業内ブランディング)